上司がひどいのはよくある話だけど、部下にも大いに苦しめられた。
みんな、パワハラ管理職には媚びへつらい、普通の人間にはヤンキー的態度で挑んでくる。
まるで煽り運転だなあ・・
今だから言えるけど、当時よくそう思った。
頼んだことができなかったり、その下の部下をいじめていたり、嘘をついていたり・・・
学校の先生じゃないんだからさ、それぐらい自分で解決してよね!と思いながらも、突き放せなかった弱い自分。
要するに、私はあの会社の管理職に向いていない人間だったんだと思う。
できない人に大量の仕事を振ったり、気の弱い人に役割を押し付けたり、失敗を他所の部署のせいにしたりすることができなかった。
部下って奴隷なの?と思ったこともあった。
だって、パワハラ管理職の方がうまくいくんだもの。
心を病んで辞める部下が出ても、よほど確かな証拠がない限りお咎めはない。
怖い上司には誰も逆らわないばかりか、みんな胡麻をする。
優しくしちゃダメなのかもしれない。
でも、それってまともな社会と言えるの?
で、なんで上司ってそんなに偉いの?
もっと言えば、社長ってそんなに偉いの???
組織だから指示命令系統が大事だということぐらいわかってる。
だけど、もはや支配になってるじゃない?
何か勘違いしているんだと思う。みんな。
私は今、その人たちから見れば負け犬だ。
でも、きっと幸せになる。
そっちの世界で生きて行けなくても人は幸せになれるんだということをきっと証明する。
じゃないとおかしいよ。