どうして、経営者は威張ってるんだろう。
経営者のいうことをきかないと出世できないから?
みんな経営者の前でいい格好する。
歯の浮くようなお世辞も言う。
無理難題を押し付けられても我慢してひたすら頑張る。
そして、その人たちはさらに弱い人に仕事を押し付けたり、責任をなすりつけたりする。
私はなんどもその現場を目撃して来た。
結局、生きて行くためにはそうするしかないのだ。
そうしないと、会社には居られない。
上手に責任逃れする人が生き残る。
私は、そんな世界が心底嫌だった。
そういうことをしたくない、というだけでなく
そんな会社、何の意味があるんだろうと思ったのだ。
みんながそれでいいなら別にいいけど、私はその中に居たくない。
大事な人生の時間を、そんなつまらないことをするために使いたくない。
そんな世界が嫌な人は簡単に辞められればいいのに。
そうしたら責任逃れする人ばかりになり、その中で押し付け合うことになる。
で、最下層の人は辞めて行く。
やがて会社は滅んで行く。
問題なのは、簡単に会社を辞められないってことなんだ。
「どうせお前らは辞められないんだよ!」と思うからこそ、ひどいことができる。
これが
「ひどいことしたら辞められてしまう」
という状況になれば、世の中はもっとよくなるのではないか?
みんながもっとモノの適正価格を知り、必要以上に安いものには疑いを持つようになれば、利益最優先の世の中は変わるのではないか?
人生は楽しむためにあるのに、あの会社に残っている「いい人」たちは、きっと金曜の夜小さな平和を感じつつ、すぐやってくる月曜の存在にうんざりしているに違いない(かつて私もそうだった)
反旗を翻そう!!
私が先に行くから。
みんな、自分をもっと大事にしようよ。
奴隷のように扱われたら怒ろうよ。
そして、そこで威張っている裸の王様に別れを告げよう。
王様はちっとも幸せじゃない。
持っているものはお金と不安だけ。
私は知っている。
幸せな王様は、人を奴隷のように扱ったりしないのだ。